がいじんぱぱ

4年前から撮ったビデオと写真をパソコンで管理している、
3ヶ月ごとデータのバックアップして想い出のCDを作る。

日付とタイトルをファイルで別けて全部で276ファイル、
各ファイルに15枚ぐらいの写真が入っている。
ビデオは300本ぐらい。。。携帯でとっているのはまた別。

娘のために想い出を残しておきたいと思ってちょっと
難儀でもやっている。

たまにその「想い出」をみる。

そして、思ってくるのは「想い出」を写真やビデオに残すの
がかなり難しいことだ。

自分のお父さんはカメラマンだったから子供の時の写真は
沢山持っている、ペルーで住んでいた家の形や子供のときに
遊んだオモチャがわかる。

だけど、本当の想い出って一つも写真には残っていない。

学校のころ、ペルーは経済的に安定がなくて治安が悪い国でした、
夜中まで遊んでしまった僕はお父さんに凄く怒られた後
お父さんに気付かれないように「ご飯を食べてないだろう」と暖かいスープを
部屋にもってくれるお母さんの姿を昨日のように覚えている。

また高校生の時に、
彼女と別れて、お父さんに行きたいところがあると言われて
二人は車に乗った、その時の夕日がとってもきれいだった、
その後はタコスを食べに行って家に帰った。
お父さんはどこへ行きたかったんだろう？

本当の想い出って、写真やビデオに残すのが難しい
けど、写真とビデオのように心に残る。
心にしか保存できないモノがある。